Auto Tuningを試す
旧パソコンから新パソコンへの移行作業も終わりパソコン部屋の本体を置くスペースには新パソコンのみが置かれ数日が経ち、今までのPC本体から発せられる熱と音は何だったのだろう?と感じている。
なぜなら今迄とは大違いの排気の風の涼しさと静音性、電源が切れていると勘違いするほどだ。
写真の現像時間の短縮や操作面での使い勝手の向上、効率の良さからくる発熱のなさと静音性に満足しているが、更なる使い勝手の向上を目指しオーバークロックに挑戦!
と、言ってもまだまだ勉強しなければ手動でのオーバークロックは手を出せない。
そこでASUSのユーティリティにあるAuto Tuningを試してみた。
さてAuto TuningにはFastとExtremeふたつの自動調節モードがあり、先ずは説明書によるとCPUをオーバークロックするというFastモードをチョイス。
TuboV EVOの画面でAuto Tuningタブをクリックしその画面でFastをクリック、警告メッセージを確認しOKをクリック。
これで自動オーバークロックが始まります。
しばらく待っていると再起動後に作業完了のメッセージが出て終了です。
非常に簡単、何もすることなくオーバークロックの設定が完了しました。
作業完了のメッセージから、ベースクロックが103MHzになりクロック倍率が41倍になったと読み取れた。
体感的に速度の違いは感じられない、ベンチマークを取っていた訳ではないので数字的に判断するものがない?いや、ちょっと待てひょっとしたらWindowsエクスペリエンスインデックスに変化があるかもしれない!
その結果は
CPUとMEMが0.1あがってそれぞれ7.8になっていました。
FastモードはCPUのみのオーバークロックのはずが、ベースクロックが上昇した分メモリーにも影響が現れたのではと、自分なりに解釈しています。
自動の設定で7.8まで行くのなら、今後勉強し手動の設定で7.9を出すのは可能かもしれない?
うまく行けばエクスペリエンスインデックス全項目7.9達成!なんて欲張りな妄想をしています。
今回のこの程度のオーバークロックでCPUやMEMにどの程度の負荷が増えるのかは分からないが、安定動作のためには負荷試験は必要だろうと、Memtest86+とPrime95それとIntelBurnTestを走らせて見た。
結果、Memtest86+は一回りだがエラーなしだったしPrime95は2時間だが正常動作だった。
ただ気になったのが、Prime95試験中のCPUの温度である、フリーソフトのHWMonitorとマザーボード付属のセンサーモニターでは10度以上の差がある、どちらが本当の温度なんだろう?
多分ASUSの付属ソフトの方が正確なような気がする、なぜなら実際のCPUクーラーは表示ほど熱を持っていないのだ。
Prime95を2時間の連続動作でHWMnitor上では60~70度付近で頭打ちで、センサーモニターでは50度程度で頭打ちになっていた。
その間CPUクーラーの放熱板にはさほどの熱はなくファンの風も熱くはないのでセンサーモニターの方が現実の値に近いものと判断している。
最後にIntelBurnTestを走らせて見た。
これもエラーなく正常に終了した。
今回の設定をCPU-Zで確認すると
ベースクロックが103MHzになり、Turbo Boost時は4.2Gで動作するということでしょう。
また、メモリーに関しては
ベースクロックが上昇した分、メモリーの速度も上昇し824MHzでの動作になったという事でしょう。
今回は何の苦労もなく数値的に上昇が見られたし、それも安定動作の範囲内と思われるので当面この状態で様子を見ることにした。
今後も情報を仕入れ勉強し更なるオーバークロックにチャレンジするのも楽しみの一つでしょう。
Fast Tuningの話はこれまで。次回をお楽しみに!(果たして次回はあるか?)
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